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樽一のお酒 | 店長の冷蔵庫 | 蔵元紹介

毎日の仕入れの中で、店長の目にとまったお酒がほとんど日替わりで登場します!
メニューにはない、お酒もありますので、日本酒ファンは要チェック!

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#019 岡山県「酒一筋」
天狗舞

山田錦といえば一度は耳にしたことがあるはず・・・ では雄町は?じつは当店に来店してくださる日本酒好きの ツワモノのお客様たちとよくお話しすると、山田錦のファンという方より圧倒的に雄町ファンとおっしゃる方が 多いのです。そのくらいこの酒米に魅了されている日本酒好きが多いのも驚きです。 この酒米の復活させた酒蔵こそ今回紹介させていただく酒一筋なのです。

大粒で心白が大きく軟質で、昭和初期には品評会で上位入賞をするには雄町米で醸した吟醸酒でなければ不可能とまで 言われました。しかし、1.8mにもなる穂丈は他品種に比べ台風に弱く病虫害にも弱かったため、雄町を改良した品種でもある山田錦に代わっていきました。 昭和40年代には栽培面積がわずか6haに落ち込むなど絶滅の危機を迎えましたが、利守酒造を中心にしたグループが 栽培を復活させ、昭和59年には念願の酒一筋純米大吟醸赤磐雄町が評価を受け、全国新酒鑑評会で金賞の栄誉を獲得したのを皮切りに数々の賞を受賞し、「酒一筋・赤磐雄町」はその評価を不動のものにしました。

この蔵のモットー「地米・地の水・地の気候と風土で醸してこそ、地酒は真の地酒たりうる」とあるように、将来的には ワインにおける第一級シャトーのように100%自社田での酒米栽培、収穫、そして酒を醸す蔵を目指しています。

その中心となって引っ張っているのが現代の名工、今年75歳を迎えた但馬杜氏の田村氏。

平成6年からは大甕での酒造りにも挑戦。備前焼きの名匠・森陶岳氏の作品で1個550万円もするという容量500リットル の大甕で元禄時代の酒造りを復活させました。 大甕による酒造りは、数々の苦労がありました。上薬を塗らない備前焼きには細かい穴が空いているので甕の洗浄には 洗剤は使用できず、お湯しか使用できなかったり、甕の細かな気泡から酒が漏れてきたりと・・・ しかしその苦労があって、これまでにはない手間をかけて醸した酒は上質の酸と赤磐雄町が生み出す旨味が豊かな風味に 仕上がった瞬間です。

また、この酒は別に小型の備前焼きの甕で裏山の防空壕だったトンネルに貯蔵され、熟成酒として世に出るのを待っています。

若き5代目蔵元、弘充専務は先日の吟醸メッセでも会終了後、関係者に声を掛けて樽一に立ち寄ってくれました。

今日も弘充専務は主力商品の「純米大吟醸・赤磐雄町」を備えて全国はもちろん、 バンクーバー・ニューヨークと世界を飛び回り日本の国酒広めているのです。

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ご紹介したお酒のほかにも、たくさんストックがございます。遠慮なくお申し付けください。スタッフが語るエピソードを肴に一杯!

 

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